2014年6月2日月曜日

秋葉原の喫茶店

 昔と今の秋葉原。
ずいぶん違います。

かつて、秋葉原駅の北側は市場だったと聞いたことある。そして、電気街からオタクの聖地へと時代は移っていったワケですが、いろいろ時代が変わっても、スゴイ人混みは相変わらず。だから、私はたまにしか行かないものの、その人混みの秋葉原を歩くといつもくたびれる。くたびれるとゆっくり座って、コーヒーでも飲みたくなる。

今から数年前ぐらいまでは、ガード下の2階に「古炉奈」という名の昭和な感じのお気に入りの喫茶店があって、決まってそこでよく休憩した。水出しコーヒーなんてのがあった記憶がある。

でまぁ、何年か前に「古炉奈」に行こうと思ったら、すっかりアキバな店に様変わりしていた。「これは困ったな」と「古炉奈」に替わる喫茶店を探していて、見つけたのが冒頭の写真の喫茶店(店内)、その名も「アカシヤ」。西田佐知子を連想するアナタ。分かりますよ。私も口ずさみたくなる。「アカシアぁ〜の雨に打たれてぇ〜♪」。

元々、秋葉原へはそんなに行かないし、この喫茶店は最近知ったので、これまで5回ぐらい入ったろうか。でも、まぁ行くときは「アカシヤ、アカシヤ」とこの店に向かいました。ちなみにお店の入口には大きめのこの看板。
 で、私は先日行ったとき、お店を出がてらに何の気なしに振り返ったら、思わぬものが目に入って、ちょっとばかり驚いた。
 えー、「明石屋」だったんだー。オーナーが明石さんなのか、または明石ご出身の方なのか。そして帰りの電車の中で、「あれ、もしかして」とちょっとひっかかり、帰宅後調べたら、なるほど西田佐知子の歌は、アカシ「ヤ」ではなく、アカシ「ア」だったのだ。

「こいつぁー、まんまとやられたな」

と、心地よい「やられた感」を抱いた私なのでありました。お店の名前を付けた人に、どんな意図があったかは不明だ。でも、この「やられた感」は、ささやかな私の幸せでもあるので、まー、お店の人にはそのへんきかない方がいいかも知れない。

「明石屋」だったことに気がつき、秋葉原駅へ向かって歩いていたら、駅前で下の写真の風景に遭遇した。
ここは、駅前のヨドバシカメラの真ん前ということも影響してか、「サーバーレンタル料金0円無料!」というサインを見た私は、「えー、(インターネットの)レンタルサーバー無料なんてことがあるのかよー」と足を止めた。でも、一瞬の後、明らかにそれはミネラルウオーターのサーバーレンタルであることに気がついた。ひたすら馬鹿な私は、「そりゃー、そーだよなー」と納得し、記念にこの写真を撮った後、駅の改札へ向かった。最近、ちょっと疲れてるみたいだ。

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