2019年9月24日火曜日

小梅の赤梅酢とクエン酸


涼しくなりそうで、なかなか涼しくなってくれないのが、少しもどかしいきょうこの頃。この夏の日のことで、書いておきたいことをひとつ思い出した。

今年6月、小梅の梅干しを仕込んだら、梅酢が足りなくて塩水を足したことを、このブログで書いた。

小梅の赤梅酢が足りな〜い(2019年6月14日)

この6月14日のエントリの最後の方に、この小梅の生産者でもある、群馬・農cafeの岩田さんにいろいろ聞いてみよう、と書いた。で、実際に、聞いてみた。「小梅の梅酢が少ないこと」を、まず話し、「700ccもの塩水を足したけど、どうでしょう?」と聞いてみた。すると、「それはいい」と100%賛成なご意見だった。

小梅の梅干しの仕込みについてはそれでいいとして、その後の問題は、その「梅酢+塩水」自体だ。きょうは、そうして出来た赤梅酢について。冒頭の写真がそれ。色は普通の赤梅酢のように写っているが、普通サイズの梅で同じような赤ジソの量で仕込んだものより、赤色がやや薄い。(塩水で薄めてるからね) そして、私の赤梅酢の使い途のメインは、何と言っても梅酢ドリンク。2年前のエントリでも書いた。

梅酢ドリンク(2017年8月21日)

当然のことながら、700ccもの塩水を足した「梅酢+塩水」は、普通サイズの梅から出来た純粋な赤梅酢と味がずいぶん異なり、塩っぱさばかりで、酸っぱさが足りず、物足りない味。つまり、梅の成分(クエン酸)が足りない。

したがって、この夏の我が家の梅酢ドリンクは、「(小梅の)赤梅酢+塩水+クエン酸」ということになった。小梅の梅干しを仕込みの際、塩水を足し、同じように梅酢の味にご不満をお持ちの、世間で極々少数の方々。クエン酸を足せば普通の梅酢に近づきます。ただし、市販のクエン酸は、少量でかなり酸っぱいので、最初はちょっとずつ足して、味見をしながら、調整してください。私は最初、クエン酸を適当に加えたら多過ぎて、ちょっと困りました、はい。