数年前から我が家の駐車場の入口角に植わっているローズマリーが、年々少しずつ大きくなって、いつのまにか車の出入りで擦るようになった。寒くなってきて、植物も水を吸わなくなっているだろうとの推測の下、思いっきり枝打ちした。刈ったローズマリーの山が冒頭の写真。何しろローズマリーは逞しい。幅70〜80cmはあろうかという量だ。このブログで以前、防虫剤を、もらってきた楠から自分ちのローズマリーに変えたことを書いた。このときは防虫剤用にと控えめにローズマリーを刈ったが、今回は車を擦らないようにと、結果的にたっぷりとなった。
自家製・防虫剤いろいろ(2024年11月19日)
意識していなかったが、ちょうど去年の今頃だ。この季節になるとローズマリーを刈りたくなるのか。枝より葉の方がスースーする成分が多い気がするので、枝から葉を手でしごいて、葉だけにした。カミさんが調べたところ、この葉をあえて乾燥させた方が防虫剤としていいという。でも、刈ったばかりのローズマリーの香りは強く、このまま衣装ケースに入れても、どうせ中で乾燥するんじゃなかろうか、とも思った。私が調べてみると、「生のままでOK」という説と「一週間乾燥させてから」という説の両方あって、どうも結論が出ない。何でもネットの情報に頼るのもよくない。2つの説は、「自分でやってみて判断せよ」というメッセージを受け取ったと思っている。
さて、日本で楠は、昔から「樟脳」として使われているから、防虫効果はローズマリーより高いような気がするが、ローズマリーの防虫剤は、ほとんど臭いが気にならない。昔あったナフタリンは、樟脳を強烈にしたような臭いだ。樟脳自体はナチュラルな感じではあるが、どうもナフタリンを連想してしまう。結果的にローズマリーで虫に食われることもなかったので、身近にある「アルモンデ」何とかするでいい。防虫剤にはお茶パックを使う。これはカミさんのナイスなアイデアだ。今回は日付も入れて。毎年、この時季に衣装ケースの防虫剤を、ローズマリーで作る。これが定番化しそうだ。そうそう、今年は乾燥後に使い始めたが、来年は生のままお茶パックに詰めてみようと思う。
