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数年前から、毎年4月の中旬の土日に開催される、アースデイ(地球の日)のイベントが先週末東京の代々木公園イベント広場であった。「地球のことを考えて行動する日」がテーマだ。基本的に、会場では食べ物・飲み物の容器は自分で持ってくる。そして、環境が考慮された商品・サービスのブース、また環境問題に関わるNPO・NGOのブースが軒を並べ、屋外のステージでのコンサートなど企画も盛りだくさん。詳しくは、こちら。
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さて、私はというと、自分がプロデュースしている「カンホアの塩」のブースを、毎年このイベントに出展している。普段、ベトナムの生産地や日本の販売先の人たちとの関わりはあっても、「カンホアの塩」を使ってもらっている一般の方たちと直接話ができる機会はあまりない。だからこの出展は稀少だ。実は、このイベント、「アースデイ」という看板を掲げる前にも、同じ場所で似たようなイベントが行われていて、私はその頃から出展している。だから、もう10年ぐらい毎年この会場に来ていることになる。そんなこともあって、毎年うちのブースを訪れてくれる方もいて、年に1回だけど、徐々に仲良くなっていくのもおもしろさのひとつだ。
このイベントの一番おもしろいところは、ちゃんと自分の感覚を持っている来場者が多いこと。だから「カンホアの塩」のブースを訪れた方に、最初から商品の説明はしない。最初は、「どうぞ」と「カンホアの塩」を一粒なめてもらうだけ。それで(無言で)ブースを去っていく方もいれば、そこから詳しい説明に及ぶときもある。格好よく言えば「出会いは一粒の塩」。それがキッカケで、会話が始まり、実はその方と共通の知人がいたりするときもしばしば。そんなことを繰り返していると、そのうち何となく今とは違う将来を少し感じられる。それが気持ちE。古いな。3年前のアースデイでは、ステージで忌野清志郎が格好よく歌ってたっけ。