2021年4月28日水曜日

続・生ホタルイカのワタ

もう10年以上前の、このブログに下記のエントリを書きました。10年越しに、きょうはその続きとあいなります。


生ホタルイカのワタ(2010年5月13日)


つい一週間ぐらい前のこと。うちの近所にある、「魚屋路(ととやみち)」という、すかいらーく系の回転寿司屋さんへ行ったら、何と、「生ほたるいか軍艦」なんてメニューが目に飛び込んできた。


冒頭の写真は、その現物。そして、下の写真は、写真付きのそのメニュー部分。(ラミネートされた写真が光っちゃってて、軍艦の海苔が見にくいです)


 いやいやいや、11年前に食べるの止めといた生ホタルイカのワタを、こうして食べる日がやって来るとは、思いもしませんでした。事前にその情報を得て「魚屋路」さんへ行った訳ではありません。いやはや、こういうことって、突然やって来るんですね。


ワタ、しっかり入ってました。トロッとした甘いアオリイカ、白イカのお刺身もおいしいが、ワタと一緒に食べるイカは、やっぱりおいしい。塩辛がその典型だが、ホタルイカのように、コンパクトにまとまってるのは、そこに一つの宇宙があるようで、また格別だ。また、この軍艦の他に、シャリのない、「おつまみ(刺身)」というメニューもあったのだが、やや興奮気味だった私は、最初に目に入った軍艦のメニューを見て、即注文してしまいました。もっと冷静だったら、「おつまみ」の方を注文したと思います。


さて、11年前のエントリでも書いてるが、こうしてワタも生で食べるにあたっては、大事なことがあります。上のメニューの方の写真の右下あたりに、小さな文字で書いてある但し書きが読めるでしょうか。(画像をクリックすると拡大します)


「※生ほたるいかは凍結処理済みです」


このメニューを見た際、私はこの但し書きを探しました。(すぐ見つけたけど)

11年前のエントリでも記したとおり、「マイナス30℃以下で四日間以上の冷凍」が必要なのだ。その意味で、この但し書きがなければ、食べなかったかも知れない。お店の人に、「ちゃんと冷凍してますか?」ともききにくいし。ワタ入りの生ホタルイカをこの時期のメニューに加えることはもちろん、この但し書きまで配慮してくれている「魚屋路」さんは偉いです。


生ホタルイカをワタごと食したい人は、いざ「魚屋路」へ。

5月中旬頃までだろうか。(未確認)