2013年3月5日火曜日

ホットカーペットのコタツ


きょうは啓蟄。
ずいぶん春めいてきたこの頃としては、ふさわしくない話題のような気もするが、秋になったら忘れそうなので、今のうちに書いておこうと思う。

2ヶ月前の冬の終わり頃、我が家に新型コタツが登場した。ホットカーペットに座卓の、「ホットカーペットコタツ」。略して、「ホタツ」。(←ちょっと言いにくい) 上の写真がその外観です。

冬の始まり、我が家の居間は、ホットカーペットの上に絨毯、その上に座卓が置いてあった。2ヶ月ほど前のある寒い日、私が帰宅したら、その座卓に毛布と布団が掛かってコタツになっていた。カミさんの仕業だった。「へぇ〜、新しい発想だねー」と、その布団に膝を入れてみると、これがなかなか暖かい。

実はこうなる1〜2ヶ月ほど前、友だちの家でコタツ初体験をした8歳の娘が、「コタツが欲し〜い」と言い張っていた。でも、「コタツは狭い我が家にゃガサ張るし、これ以上暖房器具を増やすのもなー」と、私はぐずぐずと応えていた。そんな中、カミさんのこの発想につながった。

一年を通して我が家で使っている座卓は、長方形。そして、毛布も布団(夏掛け)も長方形じゃあないかぁ。ちょうどいい。しかし、天板がなかったので、ここは私の出番と、とりあえず、納屋に余ってた12mm厚のコンパネを切って天板にした。これでお味噌汁がこぼれない。何しろ天板以外は、元々我が家にあるものだから、特別ガサ張ることもないし、新たに暖房器具を買ったワケでもない。

★コタツが欲しいなー、という貴方。
★でも、家が狭くてガサ張るしなー、と思っている貴方。
★そして、ホットカーペットならあるんだけどなー、という貴方。

この3つすべてにあてはまる人。え〜ものあります、「ホ・タ・ツ」。

しかし、やや問題が発生。布団が結構ずれるのだ。本家コタツと違い、座卓の表面はツルツル。そして布団の横幅がピッタリだったため、そこに座ると、布団を引っ張りがちになる。そして、反対側に穴が空くというワケだ。それなら、ということで、私は、天板に枠をつけて、布団がずれない「はめ込み式」天板を作ることにした。

まずは、下の写真。3畳のホットカーペットの上に座卓が置いてあるところ。ホタツ設置前の状態だ。


この座卓に、毛布と布団、さらにありあわせのシマシマのカバーの布をかぶせ、天板をのせる、というか「はめる」。それが冒頭の写真。天板の素材は、厚さ20mmぐらいのベニヤ板(1,800円ぐらい)。それに柿渋塗って、ビーワックスを湯煎しエゴマ油を混ぜたのを塗ってある。

通常、コタツの天板は、ずれにくいように接触面がフェルト状になってるが、この場合、さらにずれない「はめ込み式」にしたというワケだ。使う座卓のサイズや毛布・布団の厚さは決まっているから、ちょうどのサイズに作れば「はまる」ことになり、全くずれる心配がない。

下の写真は、はまる部分が見えるようにと、天板を裏返しにして置いた状態。垂木で高さ4cmの枠が作ってある。


この枠をつけたせいで、12mm厚のコンパネでは下の写真のような木ネジの頭を隠すのには心許なくなり、20mm厚のベニヤを天板にしたというワケ。このへん素人にしてはやや手が込んでます、はい。


・・・・と、ここで気が付いた。

この枠つき天板はガサ張る。
次の冬が来るまで、どこにしまっておいたらいいのだろうか・・・・。

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