2011年8月22日月曜日
氷コーヒーと滑り台
この2〜3日、秋のような東京だが、今月の暑かった日の朝、用があって町を歩いていたときのこと。用を足したくなってミスタードーナツに入った。ミスドは滅多に入らないので、「ただのコーヒーじゃつまらんなぁ〜」と思いながら、いざカウンターでメニューを見ると、何を注文していいか分からない。注文待ちをしている私の後ろの人の気配も気になって困っていたら、「氷コーヒー」っていうのが目についた。アイスコーヒーではない。軽いプレッシャーの中、それを注文した・・・・「コ、氷コーヒーください」。
注文を受けたカウンターの向こうの店員さんは、手際よくキューブ状の黒色の氷になったアイスコーヒーをガラガラとグラスに入れ、そこに冷えたミルクを注いだ。何せ入店の主要な目的は用足し。先を急いでいたから、「すぐに飲み終えて・・・・」と思ったが、氷のコーヒーがグラスに残ってる。普通の氷なら残っても気にならないが、コーヒーの氷となるともったいない。ガリガリかじってみるが、香りが感じられず味が抜けたような氷のコーヒーはあんまりおいしくなかった。(上の写真で、赤いストローの先にあるのが氷のコーヒー)
アイデアはいいと思ったんだけどなー。
ところで、この夏、我が家に滑り台を作った。ちょっと特別な滑り台だ。家の子供部屋の窓から庭のプールに直接入水する滑り台だ。構想から完成まで、2ヶ月を要した。
窓の高さやプールの大きさは決まってるから、滑り台の傾斜もおおむね決まってしまってのことだが、完成して滑ってみると、思った以上に勢いがいい。子供のために作ったが、もちろん大人だって滑れる。(大人だと1回の入水でも水がずいぶんこぼれちゃうけどね) 先日、完成後初めて使ったときは、近所の子供とともにワイワイとてもウケたが、その後、小学一年生のうちの子は、「(この滑り台より)プールで水泳の練習をする方が楽しい」と言う。これも成長の証だと自分に言い聞かせるが、この滑り台、苦労して作った割には・・・・という雰囲気。
アイデアはいいと思ったんだけどなー。
いくらいいアイデアだと思っても、喜ばれないと自分よがりだ。ただ、氷コーヒーは喜んでいる人も多いだろうし、滑り台は私の趣味だし・・・・。滑り台設計したり作ったりしてるときは楽しかったなぁ〜。だから、「まいっかー」ということで。
氷コーヒーも滑り台も、1ヶ月も前のことではないが、急に涼しくなった今思い出すと、遠い夏の思い出のようだ。
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