2012年10月17日水曜日
東京・昭和記念公園のコスモス
ここんとこちょうどいい陽気になってきた。天気もよさそうだったので、この前の日曜日、子供二人とカミさんとで、自宅から自転車で10分の昭和記念公園に行った。入口に着いたら、何と「きょうは、(ナントカ緑化週間のため)入園無料です」。知らなかったので、「ラッキー」とも思ったが、受付の女性にきいてみた。
「・・・・ってことは、きょうは混んでるってことですか〜?」
「ええ、いつもの何十パーセントかは多いですね」
「何十パーセント増し」ってどのくらいなんだろと思いながら、中に入ったら想像以上でビックリだった。
ちょうど今、この公園の名物のひとつ、コスモスが見頃ということも相まって、数え切れないほどの人また人。でも、花盛りのコスモスも数え切れないほどだった。主な目的は、子供たちを遊ばせることだったけど、「この時期ここに来たら、コレは見ないとね」とコスモス畑にも立ち寄った。相変わらずスゴイな。
秋の桜か。
春の桜と秋の桜。
春の桜は、「散る」ことを連想するが、秋の桜は早くは散らない。そのせいか、コスモスはソメイヨシノほどは気持ち的にあせらず花を眺められる気がする。ワサワサする春と、シットリとする秋の、心持ちの違いもあろう。
春の桜は、「まだ寒い」感覚があるが、秋の桜は「温かい」感覚がある。春のお花見は燗酒がいいが、コスモスはビールが飲みたくなる。
春の桜が散るとグッと温かくなるし、秋の桜が散るとグッと涼しくなる。そんなひとときのいい陽気の中、春も秋も、桜に注ぐ柔らかい陽差しが何とも似つかわしい。
5歳と8歳の子供を思いっきり遊ばせて、私はビールでほろ酔い気分。子供たちが疲れ切る前に、そして私のほろ酔いが醒める前に、帰路についた。
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