ヌクマムと飛行機搭乗・その2
このエントリは、前回の「ヌクマムと飛行機搭乗・その1」の続き。ヌクマムをベトナムの飛行機でいかに無事に運ぶことが出来るか。それがテーマです。
上の写真は、先月のベトナム・ニャチャン空港(=カムラン空港)。この空港の入口を入ったところに、この写真のお兄さんはいました。元々ヌクマムの入っていたガラス瓶から、ミネラルウォーターのペットボトルに、ヌクマムを移してるところです。
先月ベトナムへ行ったとき、ニャチャンのヌクマム会社の社長さんと話をする機会があって、そのとき私は「ヌクマムは飛行機で運べないじゃない?」と質問したら、「いやいや、今は(ニャチャンの)空港の入口で、発砲スチロールの箱に詰めてもらえるから(有料)、運べるよ」と教わりました。
どれどれと空港へ着いたら、いました。いました。それが写真のヌクマムの梱包屋さん。早速、カバンに入ってたヌクマムを梱包してもらいました。値段は忘れたけど、箱代込みで人の足下見るような金額ではありませんでした。先のエントリでも触れたとおり、通常、ヌクマムは手荷物でも預ける荷物でも飛行機にはのせられない。しかし、先月初めて知ったのだが、公に認められている方法として、
・ガラス瓶ではなく、ペットボトル入り(キャップはガムテープでしっかり封)
・さらにそのペットボトルが発砲スチロールの箱入り(フタもガムテープでしっかり封)
この2つが条件で、堂々と手荷物検査が受けられる。もちろん、このお兄さんに梱包してもらわなくても、自分で同じことをやっていれば大丈夫です。このお兄さんは、何もニャチャン空港公認の梱包屋さんというワケではないので。
「ヌクマムをベトナムの飛行機でいかに無事に運ぶことが出来るか」
その答えとして、まず上記のような方法があります。しかし、これはニャチャン空港での話で、他の空港、ましてや日本への国際便が飛ぶ、サイゴンやハノイの空港では未確認です。少なくとも、先月のタンソンニャット(サイゴン)空港の入口には、このような梱包屋さんは見かけませんでした。
でも、先月私は、ヌクマムを日本へ持ち帰っている。
それは上記のような胸を張って検査を受けられるような方法ではないが、「何となく、こうしておけば大丈夫なんじゃないかな」という程度の認識があって、それが成功に結びついていたのです。
まず最初に、一番ヤバイ、つまり必ずと言っていいほど、ダメなことから。
よくベトナムの町中でも売っている、小さめのガラス瓶(100ccぐらい)に入ってて、それが5〜6本、シュリンクフィルムで包まれてるのがあるが、これは絶対ダメ。小さい瓶がまとまってるし、瓶もちょっと変わった形をしているから、お土産にちょうどいいと思うところなんだが、これはX線を通したとき、「絶対ヌクマム」と分かるので、即絶対ダメになる。私はこれで2度没収になった経験があります、はい。
この小瓶のように、ヌクマムはしばしばちょっと形の変わったガラス瓶に入っていることが多い。例えば、冒頭の写真にあるヌクマムの瓶(赤いラベル)の形は、エッフェル塔や東京タワーのような四角錐。例えて言うなら、イタリアのグラッパなんかもちょっと変わった形の瓶に入ってますね。あんな感じ。サイズはいろいろあれど、この変わったガラス瓶の形は「これはヌクマムです」と主張しているので、X線を通すとばれやすい。私は大きめの変わった形のガラス瓶でダメになった経験が1度あります、はい。
そして、その後、ある人から次のようなアドバイスをもらった。
「ヌクマムでも、ちょうどワインぐらい(750cc)のサイズのガラス瓶またはペットボトルで、変わった形ではなく、プレーンな形なら大丈夫」
ベトナムではワインも作られています(主にダラット産)。そのワインは問題ないのだから、その瓶の形に似ていれば大丈夫なのではないか、というのがその理由でした。私は、そんな形の瓶に入ったヌクマムを(手荷物ではなく)預ける荷物にこっそり入れて、タンソンニャット→成田の便に5回は乗りましたが、全ておとがめナシでした。
まとめてみましょう。
●鉄則●
変わった形のガラス瓶に入ったヌクマムは避ける。特に小瓶入りは絶対ダメ。
●オススメ●
ワイン瓶の形のような瓶に入ったヌクマム、できたら容量も750cc程度。またはそんな瓶に移したヌクマムを、(手荷物ではなく)預ける荷物に入れる。
●ニャチャン空港での新情報●
タンソンニャットでは試してないが、もしも堂々と胸を張って手荷物のX線を通したければ、ヌクマムをペットボトルに入れ、キャップをテープで封をし、さらに発砲スチロールの箱に入れて封をする。ここまでやれば、たぶんだけどタンソンニャットでも通用する。
だいたい以上になりますが、上記の●オススメ●は「オススメ」というだけで、特別それで公認されているワケではありません。「預けた荷物の中に、ヌクマムが入っているのですが、大丈夫ですよね?」なんて、くれぐれも航空会社の人や空港の職員に質問しないこと。もしそこまで質問して100%大丈夫の確信を得たい人は、●ニャチャン空港での新情報●を元に、自己責任の下、果敢にトライしてみてください。そして、私にその結果を報告して頂けると、私はそのときのエントリにアップいたします。
さらにもっと安全性の高い方法を見つけ出していくためには、情報収集とあわせて自分でもいろんな方法を試してみないとなりません。情報として、曖昧さがずいぶんありますし。過去に私は何度も没収にあってますが、それは本当に無知だった頃のこと。それ以降は、確信まではないながら、●オススメ●の方法で100%くぐり抜けてきてます。そうなると、どうしてもリスクを冒してまでいろんな方法を試したくなくなってきており、自力でさらにいい方法を開拓するまでには至っておりません。
まぁー、ですね。
決して悪いことをしているんではないんですよ。没収される理由は、先のエントリのとおり、こぼれたときの「臭い」ということだから、飛行機に載せたヌクマムが実際にこぼれちゃったりしたら、悪いことになるんでしょうが・・・・。
要は、絶対に漏れないような手を施した上で、ヌクマムを荷物に詰める。これが一番大事なことです。あとは運を天に任せましょう。ときには人間そんなことも必要だ、と私は思っています。Good Luck!
上の写真は、先月のベトナム・ニャチャン空港(=カムラン空港)。この空港の入口を入ったところに、この写真のお兄さんはいました。元々ヌクマムの入っていたガラス瓶から、ミネラルウォーターのペットボトルに、ヌクマムを移してるところです。
先月ベトナムへ行ったとき、ニャチャンのヌクマム会社の社長さんと話をする機会があって、そのとき私は「ヌクマムは飛行機で運べないじゃない?」と質問したら、「いやいや、今は(ニャチャンの)空港の入口で、発砲スチロールの箱に詰めてもらえるから(有料)、運べるよ」と教わりました。
どれどれと空港へ着いたら、いました。いました。それが写真のヌクマムの梱包屋さん。早速、カバンに入ってたヌクマムを梱包してもらいました。値段は忘れたけど、箱代込みで人の足下見るような金額ではありませんでした。先のエントリでも触れたとおり、通常、ヌクマムは手荷物でも預ける荷物でも飛行機にはのせられない。しかし、先月初めて知ったのだが、公に認められている方法として、
・ガラス瓶ではなく、ペットボトル入り(キャップはガムテープでしっかり封)
・さらにそのペットボトルが発砲スチロールの箱入り(フタもガムテープでしっかり封)
この2つが条件で、堂々と手荷物検査が受けられる。もちろん、このお兄さんに梱包してもらわなくても、自分で同じことをやっていれば大丈夫です。このお兄さんは、何もニャチャン空港公認の梱包屋さんというワケではないので。
「ヌクマムをベトナムの飛行機でいかに無事に運ぶことが出来るか」
その答えとして、まず上記のような方法があります。しかし、これはニャチャン空港での話で、他の空港、ましてや日本への国際便が飛ぶ、サイゴンやハノイの空港では未確認です。少なくとも、先月のタンソンニャット(サイゴン)空港の入口には、このような梱包屋さんは見かけませんでした。
でも、先月私は、ヌクマムを日本へ持ち帰っている。
それは上記のような胸を張って検査を受けられるような方法ではないが、「何となく、こうしておけば大丈夫なんじゃないかな」という程度の認識があって、それが成功に結びついていたのです。
まず最初に、一番ヤバイ、つまり必ずと言っていいほど、ダメなことから。
よくベトナムの町中でも売っている、小さめのガラス瓶(100ccぐらい)に入ってて、それが5〜6本、シュリンクフィルムで包まれてるのがあるが、これは絶対ダメ。小さい瓶がまとまってるし、瓶もちょっと変わった形をしているから、お土産にちょうどいいと思うところなんだが、これはX線を通したとき、「絶対ヌクマム」と分かるので、即絶対ダメになる。私はこれで2度没収になった経験があります、はい。
この小瓶のように、ヌクマムはしばしばちょっと形の変わったガラス瓶に入っていることが多い。例えば、冒頭の写真にあるヌクマムの瓶(赤いラベル)の形は、エッフェル塔や東京タワーのような四角錐。例えて言うなら、イタリアのグラッパなんかもちょっと変わった形の瓶に入ってますね。あんな感じ。サイズはいろいろあれど、この変わったガラス瓶の形は「これはヌクマムです」と主張しているので、X線を通すとばれやすい。私は大きめの変わった形のガラス瓶でダメになった経験が1度あります、はい。
そして、その後、ある人から次のようなアドバイスをもらった。
「ヌクマムでも、ちょうどワインぐらい(750cc)のサイズのガラス瓶またはペットボトルで、変わった形ではなく、プレーンな形なら大丈夫」
ベトナムではワインも作られています(主にダラット産)。そのワインは問題ないのだから、その瓶の形に似ていれば大丈夫なのではないか、というのがその理由でした。私は、そんな形の瓶に入ったヌクマムを(手荷物ではなく)預ける荷物にこっそり入れて、タンソンニャット→成田の便に5回は乗りましたが、全ておとがめナシでした。
まとめてみましょう。
●鉄則●
変わった形のガラス瓶に入ったヌクマムは避ける。特に小瓶入りは絶対ダメ。
●オススメ●
ワイン瓶の形のような瓶に入ったヌクマム、できたら容量も750cc程度。またはそんな瓶に移したヌクマムを、(手荷物ではなく)預ける荷物に入れる。
●ニャチャン空港での新情報●
タンソンニャットでは試してないが、もしも堂々と胸を張って手荷物のX線を通したければ、ヌクマムをペットボトルに入れ、キャップをテープで封をし、さらに発砲スチロールの箱に入れて封をする。ここまでやれば、たぶんだけどタンソンニャットでも通用する。
だいたい以上になりますが、上記の●オススメ●は「オススメ」というだけで、特別それで公認されているワケではありません。「預けた荷物の中に、ヌクマムが入っているのですが、大丈夫ですよね?」なんて、くれぐれも航空会社の人や空港の職員に質問しないこと。もしそこまで質問して100%大丈夫の確信を得たい人は、●ニャチャン空港での新情報●を元に、自己責任の下、果敢にトライしてみてください。そして、私にその結果を報告して頂けると、私はそのときのエントリにアップいたします。
さらにもっと安全性の高い方法を見つけ出していくためには、情報収集とあわせて自分でもいろんな方法を試してみないとなりません。情報として、曖昧さがずいぶんありますし。過去に私は何度も没収にあってますが、それは本当に無知だった頃のこと。それ以降は、確信まではないながら、●オススメ●の方法で100%くぐり抜けてきてます。そうなると、どうしてもリスクを冒してまでいろんな方法を試したくなくなってきており、自力でさらにいい方法を開拓するまでには至っておりません。
まぁー、ですね。
決して悪いことをしているんではないんですよ。没収される理由は、先のエントリのとおり、こぼれたときの「臭い」ということだから、飛行機に載せたヌクマムが実際にこぼれちゃったりしたら、悪いことになるんでしょうが・・・・。
要は、絶対に漏れないような手を施した上で、ヌクマムを荷物に詰める。これが一番大事なことです。あとは運を天に任せましょう。ときには人間そんなことも必要だ、と私は思っています。Good Luck!
2 件のコメント:
お久し振りです!
同じ経験をしているのでなんとなくコメントしたくなりました。
それまで何事もなく持ち込めたヌクマでした。その年はお土産にもらったので、
手荷物に入れて、持ち込みました。ペットボトルタイプのヌクマムを洗濯物のTシャツにグルグルと巻いて。
手荷物検査で荷物開けて、と言われ何で??と思った私です。
せっかくいただいたヌクマムなのに、冗談じゃない!と、ごねたら成田までOKと言われ手荷物で持ってきたんですよ(笑)
飛行機ANAだったので、成田の先もある飛行機なんですね。
おそらく今はごねてもダメでしょうね。
その後、顛末を友人に話したら、「ごめん、そういえば手荷物ダメだったんだ」ですって。
お久しぶりです。こんにちは。
そうですか、ごねて通ったこともあったんですね。「おそらく今はごねてもダメでしょうね」とおっしゃるとおり、私もダメだと思った方がいいと思います。ただ、お役所仕事とはいえ、担当者は人間なので、「その人による」という面は否めません。だから、(ダメモトでも)最後の手段として「ごねる」は試みる価値がありますね。
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