今年8月7日付けで、「華やかなガーデニングの裏側」というタイトルのエントリを書いた。そのエントリの終わりに、土砂(再生ガラ)を入れて積んだ土嚢袋が、一年も経たないうちに、(たぶん主に紫外線で)経年劣化して、中身がこぼれ落ち始めている様子の写真を載せた。上の写真は、それと同じもの。これを「早いところ何とかせねばならない」。そして「UVカットタイプの土嚢袋を見つけた」というところで、そのエントリは終わっている。
次の課題は、上の写真でも分かるように、少し触ればポロポロと壊れてしまう土嚢袋に入った再生ガラを、どうやって新しい土嚢袋に入れるかだ。誰か袋を開いて持っててくれる人がいればいいのだけど、そうも行かず、作業は私ひとり。どうやって袋詰めしたらいいのだろう? 少し考えたら、昔、誰かが土嚢袋の口が開いたままの状態で立つように出来るスタンドを使っていたのを思い出した。もしかしたら、夢の中だったかも知れないと思うほど、記憶は曖昧だったが、ネットで検索してみた。すると、
・・・・あった。
これから始まる大変そうな作業を想定すると、「これは購入しておいた方がいいだろうな」と思った。と同時に、その形とサイズ、どこかで見たことあるように思えた。直径30センチぐらい、高さ50センチぐらいの円柱状。金属のフレームで出来ている。上面の円(輪)は、下面の輪よりやや小さい。平行したその2つの輪を垂直の棒4本で繋いでいる。上の輪の内側に土嚢袋の口を開いて入れ、袋の上部を少しまくって、上の輪に引っかける。中身を入れ終えたら、引っかけた袋の上部を戻して、(袋でなく)そのスタンドを持ち上げる。すると、そこには重い土嚢袋が立っているという寸法だ。
私のように作業を一人でやる者にとっては、至って好都合。ただ、涼しくなってきた8月末から9月中旬まではあいにく雨が多かった。それでなかなか作業に取りかかれず、購入を見合わせていた。その間に、たまたま行ったホームセンターで、見つけてしまった。植木鉢のスタンド。それがこれ。
ネットで見つけた土嚢袋スタンドとそっくりだ。「どこかでみたことあるような姿」とは、まさしくこれだった。(無意識に撮ったのだけど、この写真の右後ろに写っているメダカを飼っている睡蓮鉢のスタンドも似たような金属フレーム製のスタンドだ) サイズもちょうどよさそうだし、値段も土嚢袋スタンドより安い(700円ぐらい)。目の前にあるのだから送料も要らない。土嚢袋を装着すると、こんな風。
これで土嚢袋への充填の問題は解決しそうだ。厳密には、使い古したプラスチック製の衣装ケースを、フネ代わりにして、いったんグズグズの土嚢袋をその中にぶち込み、スコップで植木鉢スタンドに装着した土嚢袋に入れた。ん〜楽ちん。とは言え、こんな作業は、最後この借家を出て行くとき、この再生ガラを庭に戻すときだけにしたい、という思いが非常に強いので、先の黒色のUVカット土嚢袋の前に、一度普通の土嚢袋に入れて、二重にした。そして、元の場所に積み上げた。合計46袋、推定1.5〜2.0トン。
そして、この黒いUVカット土嚢袋の山を、さらにUVカットのシート(グレイ色)で覆った。
今考えられる最善策をとったつもり。一連の作業が終わり、疲れ切ったが、あの土嚢袋スタンド、いや、植木鉢スタンドには、大いに助けられた。
土木作業の話ばかりになってるが、これもこの借家で庭作り(ガーデニング)をするために必要なこと、ということを最後に付け加えておきたい。さ〜て、今度の土嚢袋は何年もってくれるかなぁ〜。
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