2025年10月24日金曜日

雨の日の段ボール

私が住む地域は、ゴミの段ボールを捨てる日が3週間に一度の水曜日と決まっている。なのだが、その日に限って、雨降りだったりする。気のせいだと思うのだけど、「まーた、段ボールの日、雨だね」とカミさんと何回会話したことか。冒頭の画像は、我が家の出した段ボール。最近は、宅配便で届く荷物が多くなり、その量が増える一方だ。

だいたいゴミ収集車が来てくれるのは、昼過ぎか。しかしこちらの事情として、朝、家を出る前に出しておかないといけない。「あ〜、収集係の人が取りに来てくれる頃には、段ボールがずぶ濡れで、収集しにくくなってるだろうなー」と憂う。

そしてその日の朝、我が家より早く出してるご近所さんの段ボールにふと目を移すと、
こちらのお家は丁寧そのもの。そんじょそこらじゃ売ってないであろう大きなポリ袋に入れてある。(雨の日のために、あらかじめ購入してたのだろうか?) この気持ちはよーく分かる。ただ、段ボール収集日に、(プラスチック・ゴミの)ポリ袋が一緒になっているのは、どうなんだろう? と一抹の憂いが残る。
そしてもう一軒。こちらは、縛りもせず、ただ立てかけてある。ルール違反ではないのかも知れないが、「これだと、収集車に運ぶときに運びづらいだろうなー、ましてや雨なのに」と、やっぱり憂う。

きっといろんな理由でいろんな出し方がある。
それにしても、雨の日の段ボール。このAIの時代に、何とかならないもだろうか。
 

2025年10月13日月曜日

絶望の後の奇跡

 つい先日の投稿、「満点の星」(2025年9月29日)にて、応援している横浜ベイスターズがジャイアンツに絶望的な負け方をしたことを書いた。9回表ににダメ押しの2ランで4点差にして、クローザー(伊勢選手)投入の最終回に、5点取られてサヨナラ負けというショッキングな負け方だった。(それで満点の星を見に行った)

しかしだ、昨日のクライマックスシリーズ第二戦、同じジャイアンツに、初回に5点取られて、その裏に2ラン+3ランホームランで5点取ってで驚き、2回から延長10回まで両チームとも好守備もあって、両方ずっとゼロ。11回表ジャイアンツが、しぶとく1点。しかしその得点後の1アウト満塁を坂本投手がゼロに抑え、迎えた11回裏。2アウト・ランナー無し、ノーボール・2ストライクから、7番石上がしぶとい内野安打。

その直後がポイント。

ジャイアンツからしたら、2アウト1塁は、打者を討ち取ってアウト一つ取れればそれでいい場面。バッテリーは1塁ランナーを気にしない。そこをついて、初回同点3ランの石上は初球、ピッチャーが打者に投げる前にスタートを切って盗塁成功→2アウト2塁。

点を絶対に取られたくないジャイアンツは前進守備の外野3人。そこに8番林が3塁手の頭を越す流し打ちでレフトへヒット、前進してたが故にレフトは下がってそれをキャッチ、身体の向きが後ろになって、2塁ランナー石上は余裕のヘッドスライディングで、同点ホームイン。続くピッチャー坂本に代わって代打・度会。強く振り切ってのファーストの頭をワンバウンドで越すライト前ヒットで、1-3塁。続く1番蝦名がこの日3本目、三遊間へのクリーンヒットで、サ・ヨ・ナ・ラ。

まー、スゴイ試合。

そして、実を言うと、きょう月曜日、横浜スタジアムのS席を娘と2席取っていた。が、その試合が観れなったのだが、光栄の勝ちだった。明日は私はゆっくりでいいし、娘も立て込んだ学校の課題に集中出来て、昨日はグッスリ眠れた。こーいうことってあるものなんだ。絶望したからって諦めることはないんだ。 

2025年10月9日木曜日

拍手のウェーブ

 

先月、国立競技場に、世界陸上を観に行った。上の画像は、女子5000m予選。ゴール前の第4コーナー。分かりにくいが、この画像では田中希実選手が3番目あたりを走っている。国立競技場の雰囲気は、世界一の運動会。自分や子供の運動会を、思いっきり世界レベルにした風の、お祭りのような盛り上がりだった。

さて、こうした長めのトラック競技は、レース終盤になるまで、選手たちは概ね、ひとかたまりの集団を成しながら走っている。観客は、その集団が自分の近くになると拍手を始め、自分から遠くなると拍手を止める。私もだが、これを7万人もの観客の多くがする。

すり鉢状になった楕円形の観客席の万人単位の拍手が、まるで波のように移動する様には興奮した〜。スポーツ観戦で、立ち上がって腕を上げるウェーブってのがあるが、それが拍手の音でのウェーブなのだ。

選手たちは、常に右からの大きな拍手を感じながら走っていることになる。例えば、5000mだと12周半、ずうっーと鳴り響く拍手の中を走っている。その中で、競技に集中しながら走っている選手たちの心境は、いったいどんなものなのだろう。それこそ幸せのような気がするが、そう甘くもないか。