2021年1月18日月曜日

フランス・クリダと玉三郎

 私は、エリック・サティが好きだが、そのピアノは、フランス・クリダのが好きだ。他のピアニストの録音を聞くと違和感を覚えるほど、私の中では、断然フランス・クリダ。全体的にメローで控えめな演奏に聞こえるが、「ココ」というところで「強さ」がキラッと光ると感じる。つまり私の中では、彼女が最もエリック・サティを理解しているように感じるということだ。


もう35年から40年ぐらい前の話だが、歌舞伎座へ坂東玉三郎の舞だけの幕を一幕見したことがあった。狂言の名は覚えていない。今もそうだが、当時も歌舞伎に詳しい訳でもなく、「坂東玉三郎」という名前だけで、「一回、見てみたい」と思って、30分ぐらいのその一幕を観た。・・・・感動した。「こんな世界があるのか」と度肝を抜かれた。玉三郎が黒地に少ない部分に派手な柄が入った着物を着て、花道の半分辺りのところでずっと舞っていた。ただただ一人で舞い続けてた。一幕見だから舞台まで遠いのだが、花道の半分ぐらいだと、本舞台よりずっと見やすい。私は若い頃、歌舞伎を10回ぐらい観に行ったが、全て一幕見。だから、舞台や花道を観る角度も一幕見席からの角度しかなかったはずなのだが、どういう訳か、その舞は、その花道のすぐ下から見上げた角度の記憶になっていて、指先の細かな動きまで含めたものだ。どー考えても間違った記憶なのだけど。何しろ、当時二十歳そこそこの私が、「女性の美しさとはこういうものなんだ」と、目を奪われ、心を鷲づかみにされた記憶が残っている。


つい先日、フランス・クリダのピアノのエリック・サティを聞いていたとき、ふとあのときの玉三郎の舞を思い出した。何でだろう? と自分に問いかけた。おそらく、両者は、性別を跨いで、その繊細さを表現しているところが共通しているんだと思った。


エリック・サティという男性の繊細さを、女性のフランス・クリダがピアノで表現する。

男性の坂東玉三郎が、女性の繊細さを舞で表現する。


「性別を跨ぐ」という言葉を使ったが、それはどこかぎこちなく、何かが違う。女性の中の男性性(だんせいせい)、そして男性の中の女性性(じょせいせい)という気もしなくもないが、生物としての性別と人間の性質は異なるのだ。その繊細さは性別がない世界なのだろう。私にはそんな表現をすることは難しいが、何となくそれを感じることは出来る。そして、それは目映いほどに美しい。

2020年12月28日月曜日

生分解プラスチックの習慣


上の写真は、生分解プラスチック製の、数ヶ月後のポリ袋。ベトナム・ホーチミンのイオンのポリ袋。ポロポロしてしまい、ポリ袋としては使えない状態になっている。元々は、下記だった。

「生分解プラスチック」とは、こういうことなんだ。この袋は、一年前(2019年12月)にベトナムに出張した際に入手したもの。その後、このブログでも下記のエントリを書いた際、ポロポロになる前のイオンのポリ袋の写真を載せていた。下記のページの一番下の写真がそうだ。


ベトナムのプラスチックごみ対策(2020年1月31日)


ところで、一ヶ月前、ポリ袋などを扱うパッケージ屋さんと話をする機会があった。「今後の商売(売上など)に不安がある」と言う。


「でも、生分解するプラスチックとか、今えらい話題になってるじゃない。スーパー・コンビニでは、レジ袋有料化しているし。そのへんで新しい素材の需要がありそうだけど、どうなの?」と尋ねる私。


「いや〜、よくそう言われるけど、現実的にはなかなかそうはならないんですよ。レジ袋が有料化になったとたんに、まず、一般のお店が買ってくれるポリ袋が減りました。そして新素材でも何でもない一番安いポリ袋が多く売れるようになってますから。それまでゴミ袋にしていたレジ袋がなくなっちゃったからと、主婦の方がうちに買いに来るんですよ。ゴミ袋だから一番安いのを買っていきます」とパッケージ屋さん。


ポリ袋を減らそうとの目的で、レジ袋有料化が始まったものの、実際は、有料化された割高のポリ袋を避けて、パッケージ屋さんで一番安いポリ袋を買っているという現実があった。そのまま捨てられていたレジ袋もあっただろうから、全体的にはいくらか減ったのだとは思うが、同時に場所を変えて増えたポリ袋もあるという現実。


我が家は、主に生協(東都生協)での買い物が多いので、毎週それで出る大きめのポリ袋をゴミ袋にしているが、小さい袋が重宝なときもある。そんなとき用には、それまでそのまま捨ててたいろんな食品の包装袋を捨てずに使うようになった。でも、周りの人にきいてみると、ゴミ袋をパッケージ屋さんや百均で買ってるという人も少なくない。


そこで、冒頭の生分解プラスチックのポリ袋。数ヶ月以上使い続けるポリ袋としては、使えないが、比較的回転が早いゴミ袋には適しているな。などと思っていたら、注文していたクリスマスケーキが届いた。その緩衝材は下の写真。


「このフィルムは、生分解性ポリエチレン素材です。微生物により、分解され自然に戻ります」

とある。
これも先のベトナムのイオンのポリ袋のように、数ヶ月後はポロポロになるのだろう。ポロポロになることは、「ちゃんと生分解すること」の証明のように思えて心強い反面、「寿命は数ヶ月」と思って使わねばならない。これは私にとって、新しい感覚だ。長持ちしてくれないと困るプラスチックもあるのだから、まずは、プラスチックを使い分ける習慣が必要なんだなと思った。

2020年12月10日木曜日

フジバカマと和菓子


フジバカマ。ふと気がつくと、庭の片隅にいつの間にか咲いている。夏の激しい暑さが遠い日のことように思えるようになった頃、ふとそこに、色も形も控えめなこの花の存在に気がつくと、他にはない安堵感を感じる。昔から好きな秋の花だ。


何年か前に、新聞のコラムだったと思うが、「生花のフジバカマに香りはないが、乾燥させると、いい香りを放つ」と知り、やってみた。長年好きだっものの、香りのことは知らずにいたので、長年付き合った恋人の未知の面を知ったようでワクワクした。


香りを放つのは花ではなく葉。

逆さに吊して乾燥させたフジバカマの葉に鼻を近づけると、その香りに、記憶があった。


「何かの和菓子の香りだ。それも高級じゃない、町中の普通の和菓子屋さんで売ってる和菓子。スアマかな。いや違う・・・・」


と、そこまでは思い至ったものの、具体的には思いつかずモヤモヤしたが、そのまま時は過ぎた。数年経ったこの秋、再び乾燥したフジバカマの葉の香りを嗅ぐと、やはり「和菓子だ」との思いが蘇った。そして、モヤモヤも再燃。


数年の間、思いつかなかったが、ネットで検索。すぐに分かった。桜餅。桜餅の桜の葉の香りは、乾燥したフジバカマの葉が放つ香り成分(クマリン)と共通とのこと。本来はここでスッキリ〜となるはずだったのだが、違った。分かってから、「あー、安易にネットで調べないで、自力で分かるまで待った方がよかったな」との思いがよぎった。もちろん後の祭り。たしかにモヤモヤしたけれど、春になって桜餅を食べたとき、「あっ、これ、フジバカマだ」と思いついた方がどれだけ感動的だったことか。なんか幸せをひとつ逃したような気分になった。


塩漬けになった桜餅の桜の葉。たしか大島桜と言ったかな・・・・。たしか伊豆の松崎町で、全国の桜餅の8割方の桜の葉が栽培されてるような・・・・。松崎町には、学生時代の友人が住んでいるので、薄っすら記憶に残っている。これはネットで検索するほどのことか否かで、モヤモヤしてる。

2020年11月25日水曜日

簡単、後処理、銀杏拾い法

 


先週末の土曜日、夜半から朝方まで強い風が吹いてたので、ちょっと暖かくなった9時頃、自宅近所の公園(昭和公園、昭和記念公園ではありません)へ銀杏を拾いに行った。ここはときどき銀杏拾っている人(主に年配の方々)を見かけるところだが、この日は9時頃で一番乗りのようだった。拾い始めたら、たまたま知人が通りがかった。挨拶すると、「銀杏拾いって、拾った後が大変なんだよね〜」と言葉を掛けられ、「いや〜、食べる方が優先ですから」と応答したが、どうも、「銀杏拾い」=「後の処理が大変(臭いし)」という定説がある。でも、そんなことはない。そう自信を持って言える私の「銀杏拾い」から「後処理」までを、きょうは記したい。


まず最初に、タイミングは大事ですね〜。拾われた後に行ったら拾えないので、一番大事かも知れない。当たり前ながら、強風の直後がベスト(強風中でも?)。また、大粒のが望ましいので、どのイチョウの木を選ぶかも大事。銀杏好きの人は、あらかじめ自分の銀杏スポットがいくつかあることだろう。ない人は、「何となくこの公園」とかでなく、「このイチョウの木」とターゲットを絞っておいた方が、効率がいい。いわゆる人気スポットの場合は、競合者も多いので、時間帯も大事になるだろうが、競うのが前提の銀杏拾いは、風情に欠ける。


さて、ターゲットのイチョウの木が定まったところで、実践編。


まずは、持ち物。

ポリ袋2枚(1枚は予備)に、ポリ製手袋。(ゴム手袋でもいいが、ぶかぶかのポリ手袋で十分)


そして、拾い方とその後のこと。

最初に、ポリ手袋をした手で、落ちてる銀杏を拾い、ポリ袋に溜める。ここまでは当たり前だが、ここからがこのエントリのキモだ。


拾い終わったら、その銀杏のイチョウの木の根元近くに、ポリ袋の中の銀杏を、いったん全部山盛りに出す。(水分が多くてドロドロの)外皮は家へ持って帰っても臭うだけ。私は、外皮が土に還って、翌年再びたわわに銀杏の実を付けてくれるよう、その木の根元に置いていく。「土に還す」ことだけを考えれば、根元でなくても、周辺に撒けばいいようなものだが、根元にまとめて置いておけば、マナーとして通りかかった人が踏まずに済むし、「ここの銀杏は、これだけ拾っちゃいましたよ」という、他の銀杏拾い人に知らせるマーキングのように思えるので、そうしている。


さて、外皮と中の種を分けよう。


その外皮の剥がし方だが、ぶどうを食べるときに、皮を指で押して「ピュッ」と中身を出しますね。あれと同じ要領で、銀杏の外皮を指でと押すと、「ピュッ」中身の種が飛び出します。この際、外皮のドロドロのカケラが種に若干残ることもあるが、後で処理するので、このときそれは気にしない。ポリ袋の口をあらかじめ開いて石かなんかで止めておき、その上で、ポリ手袋をした手で、銀杏の種を「ピュッ」とポリ袋に落とす。手に残った外皮は、イチョウの木の根元に置く。これをひと粒ずつ繰り返します。「えー、ひと粒ずつぅ?!」と面倒に感じる人がいるかも知れないが、種は簡単に出るので、200〜300粒ぐらいなら、10分から15分程度で終わる。少し大変ではあるが、これでこの後の処理がグッと楽になる。そして、ポリ袋に溜まった、銀杏の種だけを家へ持って帰る。


そして、家に帰ってからの後処理。


後処理と言っても、ほぼ種を「ピュッ」として、外皮をイチョウの木の根元に置いてきた時点で半分以上は終わっている。家へ持って帰った種の表面は、外皮の液体が付着してベタベタしてるし、先述のように、若干ドロドロのカケラや土も残っているものだ。その種を全部バケツに入れ、種がしっかり浸かるぐらいの水を入れ、棒などでガラガラとかき混ぜる。外皮のドロドロや土が種から離れる。バケツからザルにあける。(このときのザルは、あれば目の粗いザルがいい。私は、土などを篩う篩いを使う。それが冒頭の写真。目が粗いので、ドロドロや土など不純物がザルを通りやすい) ザルの上から水をシャワーしてもいいでしょう。そして、ザルから再びバケツへ。空になったザルにドロドロのカケラが付着していれば、ザルを地面などに叩いて綺麗にする。再度、バケツの種がしっかり浸かるぐらいの水を入れて、棒でかき混ぜる。これを3回ぐらい繰り返すと、簡単に種表面の外皮のベタベタや土が取れて、スベスベの表面になる。そうなったら、広げた新聞紙なんかの上で天日干し。(写真の篩いの網は鉄なのでそのままだとサビが移る) 直射日光の下なら、3時間もあれば乾くだろう。


冒頭の写真、篩いの上の銀杏が、私が今年収穫した量。このぐらいの量だと、自転車で片道5分の公園の往復、銀杏拾いから帰宅後の後処理から新聞紙の上に干すまで、だいたい一時間ぐらいのもの。臭くもならないし、大変なんかじゃぁ〜、ありません。こんなにおいしいのだもの。


それと、銀杏は、翡翠玉のようなうちに食べてしまわないとおいしくないから、正月ぐらいまでに食べきれるぐらいの量を収穫するのがいい。無論、人様に差し上げるのもいいが、たくさん落ちてるからと、欲張って採りすぎると、結局は、拾ったり洗ったりの作業の楽しさが半減してしまう。銀杏は、たくさん食べるもんじゃない。おいしく食べられる量を拾って洗う。そんなささやかな楽しみが毎年ある暮らしが、いいな〜と思うこの頃だ。歳とったかなぁ〜。

2020年11月2日月曜日

塩の保存方法と容器

 

塩を作って販売していると、当然のことながら、作り方の問合せがあります。でも、現実的に問合せで多いのは、塩の保存方法について。飲食店などお店をやってる方から一般家庭の方まで幅広い方々からあります。

そして、塩は腐らないので、保存方法とは、「出来るだけ湿気らない方法は?」ということになります。

結論を言うと、出来るだけ塩を湿気らなくするためには、密封することです。塩は大概、ポリ袋に入っているので、例えば、開封後、その開口部を縛ったり、輪ゴムで止めたり、ガムテープで止めたりなどでもいいでしょうし、密封出来る容器に移し替えるのもいいでしょう。

日本は海に囲まれているせいで、概ね湿気が高い。そしてキッチンは比較的湿気が高いもの。だから、密封しないと、概ね湿気る方向に進みます。湿気てしまったら、乾燥した天気のいい日を選んで、紙の上などで天日に干せば、乾燥する方向に進みます。

私が作る「カンホアの塩」、特に【石臼挽き】は、とても湿気やすい塩です。それは海水に含まれている湿気やすい成分が多く含まれているからです。しかし、その方がおいしい。つまり湿気にくさよりも、味優先で作っているので、どうしても湿気やすいということになってしまいます。このへんの話は、また別の機会に。きょうは、「出来るだけ湿気らない方法は?」について。それも一般家庭で。ということを書きたいと思います。

「出来るだけ湿気らない方法は、密封すること」ではあるものの、一般家庭でも毎日、毎食の食事の料理の際に使うとなると、その度ごとに、その密封を解かなくてはなりません。だから、あんまりしっかりと密封すると、塩は湿気りにくくなるものの、使いにくくもなるというジレンマに陥ります。このへんが、一番のキモですね。つまり、

使いやすくて、密閉性の高い容器はどんなものか?

ということがきょうの話の中心になります。

また、ある程度多い量を引出しや戸棚の奥の方に仕舞っておきつつ、キッチンの取り出しやすいところに、小出しに出しながら使うということにもなりましょう。その場合は、一度に小出しに出す量と仕舞っておく量の、バランスも大事になります。つまりは、その容器のサイズもポイントになります。

さて、理屈はこのへんまでにして、実際に一般家庭である我が家の場合を例にとって、具体的に説明したいと思います。で、冒頭の写真にあるのが、現在我が家で使っている塩の容器2つです。右側の黒いフタのが「カンホアの塩」の【石臼挽き】用。左側が【石窯 焼き塩】用。「カンホアの塩」には、もうひとつ【結晶のまま】というのもありますが、これは使う頻度が低いので、チャック付きスタンドパックに入ったまま引出しの中に仕舞ってあります。フタを取ったところが下の写真です。

最初に(本体の)素材から。

容器本体の素材は、どちらもガラス製。金属類(ステンレス含む)は錆びるので御法度です。ホーローは割れないし、いいと思いますが、ちょっとでも剥げるとそこから錆びます。また、釉薬はガラスのようなものなので、陶器類もいいでしょうが、概してガラスより厚い分、重くなります。素焼きはカッコいいなと、使ったことがありますが、塩分を含んだ水分が徐々に浸透して、1〜2年で突然割れたことがありました。プラスチック類は、錆びないし、形・サイズは豊富だし、密封もしやすく、安価なのでいいのですが、どうしてもプラスチック臭がするので、避けてます。塩は他に類を見ない、無臭の食品なので、臭いは目立ちます。それはポリ袋も一緒なので、出来たら買ってきたポリ袋入りの塩は、ガラス製などの容器に移すのがオススメです。

次に容量。

写真の容器の容量(入る塩の量)は、【石臼挽き】用が200gほど(よく見ると容器に「200」の文字あり)。【石窯 焼き塩】用が50gほど。容量は、用途とも関係するので、少し用途の話を絡めます。【石臼挽き】は主に溶かして使う用で、用途が広い。一方、【石窯 焼き塩】は、振り塩用で、【石臼挽き】ほど使いませんが、食卓にもときどき持っていく。200gと50gですが、使い切るのはどちらも1〜2週間。したがって、1〜2週間おきに、容器は空になり、洗って乾かしてから、新たに容器に補充しています。「カンホアの塩」は、【石臼挽き】が500g入り、【石窯 焼き塩】が100g入りを使うので、どちらも一ヶ月足らずでひと袋を使い切ることになります。容器に補充をスタンバってる【石臼挽き】500gは、開封部をたたんで輪ゴムで止め、【石窯 焼き塩】100g(ジッパー付きスタンドパック入り)は、ジッパーを閉めて、引出しに仕舞ってあります。無論、容器が大きければ大きいほど、塩は湿気りやすくなりがち。とは言え、あんまり頻繁に補充するのも面倒なもの。そこをどう折り合いをつけていくかがポイントですね。そのためには、その人(その家庭)が日々使う塩の量を大ざっぱに把握することが大切です。

もちろん、多く使うときは例外で、【石臼挽き】は、梅干し・味噌含め漬物などのとき、また【石窯 焼き塩】は、数人以上のバーベキューなどのとき。そういうときは、「カンホアの塩」の袋から直接使います。

そして、とても大事な容器のフタ。

フタは、極めて重要です。先述のとおり、「開け閉めのしやすさ」と「気密性」に直接影響しますし、そのバランスが大事です。大概、「開け閉めしやすい」は「気密性」に欠けることが多いので、この2点は反駁した要素です。だから現実的に、普段使いでストレスのない「開け閉めのしやすさ」と、一定以上の「気密性」を求めることになります。このへんは、その人の使う量・頻度と、個人的な感覚になります。

フタについて、より具体的に。まずは、写真の【石臼挽き】用から。

この黒いフタは、写真では分かりませんが、実はシリコン製で、フニャフニャ。(白いフタのもあります) だから、開け閉めがとっても楽チン。これを購入した雑貨店の人の話では、手の力が弱くなった高齢者向けの商品とのこと。いやいや、開け閉めにストレスが全くないと言っていいほどのフタなので、手の力がある人にとっても、すばらしい商品だと思います。シリコンなので、プラスチックのような臭いもないし、パッキンほどではないにしろ、気密性も欲しい以上はある。容量も含め、私は大変気に入っています。フタのウラを見ると、「MEISTER HAND」となってます。

次に【石窯 焼き塩】用。

このガラス製のフタには、ポリのパッキンが付いてます。【石臼挽き】は、元々ある程度湿気がありますが(水分約6%)、【石窯 焼き塩】はほとんど水分がなく(水分1%以下)サラサラ。振り塩用なので、【石臼挽き】よりも、湿気させたくない。なので、ポリのパッキン付きを使っています。実は、この容器、200円ぐらい。百均ではないのですが、ちょっとシャレオツな雑貨屋さんで見つけました。パッキンがやや粗悪なのだけど、その粗悪さがちょどよく、開け閉めがしやすくて気に入っています。

最後に形。

一度に使う量が多い【石臼挽き】の口は広い。直径8cmほど。これだと、一度に5本の指が入って、ひとつまみ(一握り?)で多くも取れます。一方、【石窯 焼き塩】の口は、直径4.5cm。これだと、5本の指は入りませんが、親指と人差し指だけなら十分に入ります。私は男性で、手は大きい方ですが入ります。【石窯 焼き塩】は振り塩用なので、少量ずつ使うことが多く、このぐらいがちょうどいい。たくさん振り塩をするときは、容器を傾け、手の平にワッと出して使えばいいだけ。【石窯 焼き塩】はサラサラなので、難なく手の平に出せます。

また、料理レシピでは、「小さじ1/2」などとありますが、普段の料理では、自分の指の感覚で塩の量を身に付けてしまうことは、大事だと思っています。

以上、ご参考になれば、幸いです。

2020年9月24日木曜日

ミニベロ君と走り出す


 コロナが理由ではないが、今年、新しい自転車を購入。目的は主に、通勤(街乗り)。

去年12月のフレームの注文を皮切りに、各部品の選択と注文スタート、完成は6月だった。


ミニベロ(451)。トップチューブがホリゾンタルのクロモリフレーム(ダブルバテッド)。シートチューブが570のサイズの京都EBS社製。(私の身長は180cm) 組み立てや部品の相談は、サイクルメイト・カミヤ(福生)。全体として、部品はシルバーポリッシュで、クラッシックな感じ。素人ながら、格好(見た目)優先の私の好みを具体的に反映させてくれたカミヤさんには感謝。


そんな部品ばかりだが、一捻りあるのは、ブルホーンのハンドルとディレラーレバーだろうか。ブルホーンの方がドロップより街乗りっぽく思ったから。ディレーラーレバーは、トップチューブにダブルレバーがクラッシックなスタイルのところ、ブルホーンの両先っちょに、シマノ SL-BS79 10S。このレバー、黒色プラスチックの滑り止めが付いている。ダブルレバーだとレバー全体がすっきりシルバーになるのだけど、トップチューブよりハンドル先の方が手に近い分、より安全なような気がして、こっちにした。またこのレバー、前後に動かせるとよかったが、ブレーキレバーにあたるので、左右に動かすようになっている。特に不便は感じない。下の画像はハンドル右のレバー。

さて、スペックを以下に。


フレーム・フロントフォーク EBS  HORIZONTAL451  XL カラーオーダー(pantone 2718)

クランクセット スギノ XD3BX 701D シルバー/シルバー 175mm 50/34T BB付き

リム ALEX DA22 451 シルバー 32H

ハブ ENE ツーリングハブ シルバー 32H カセット・シマノ11S用

スポーク #14 ステンレス

カセットスプロケット シマノ CS-HG500-10 12-28T

タイヤ・チューブ PANARACER ミニッツタフ PT ブラック/ブラウン 20x1・1/8 & R-AIR 48mmバルブ

zefal コットンリムテープ

リア・ディレーラー microSHIFT RD-R47S

フロント・ディレーラー microSHIFT FD-R712F

ディレラーレバー シマノ SL-BS79 10S(4600系)

チェイン KMC X10 シルバー

ペダル 三ヶ島 シルバーストリーム ネクスト シルバー

ヘッドパーツ タンゲ FL250C スーパーポリッシュ 1" ITA シルバー

サドル BROOKS B17

バーテープ BROOKS A.Brown

シートピラー 日東 S65 シルバー 27.2mm

GIZA アルミシートクランプ シルバー/31.8mm

ハンドル 日東 RB-018 ブルホーンバー 420mm

ハンドルポスト 日東 NTC-A 26.0mmクランプ 80mm

アルミアヘッドスペーサー 1”/5mm シルバー

ブレーキ DIA-COMPE BRS100 シルバー F&R

ブレーキレバー TESTACH エイドアーム シルバー 24.0mm

JAG WIRE インラインアジャスター 4mm用

GIZA フレームプロテクター ブラック  5mm x 2,4mm x 3

ボトルケージ BBB シルバー


で、まぁ、6月から、週に2日ぐらい、通勤でコイツに乗っている。(片道10km) それまでは車通勤だったが、自転車だと、ガラッと景色が変わる。広々とした川原の道も気持ちいいが、気軽に未知の路地に入れるし、それまで車で通り過ぎてたアンティーク屋や、「あれっ、こんなところに立ち呑み屋がある」と寄り道したり・・・・と、散歩するような感覚。ミニベロは、ストップ&ゴーが得意とも言われるが、そのせいもあるかな。ちょっとした荷物があるときや、雨に弱いのが玉に瑕か。


瑕(傷)と言えば、スタンドつけてないせいで、フレームの右側に傷がつく。気をつけてるつもりだが、お店なんかに立ち寄ったとき、ふと何気なくよりかけたときが、ヤバイ。先日、放っておいた小さな傷がオレンジ色に染まってきた。こりゃマズイと、錆止め剤を塗った後、市販の2色のペンキを何となく合わせて近い色を作り、それなりに丁寧に塗った。こういう作業を経験すると、「ふと何気なく」が減るような気がした。下の写真で分かるだろうか。トップチューブの右側の色が違うところ。上部にもある。こっちは、走行中にライトがハンドルから外れて、ぶつかった。

そして、「これからもよろしくね」と、ミニベロ君に挨拶する。

2020年8月26日水曜日

オスプレイ、飛んでます。

 

普段の私の仕事場は、東京都福生市。横田基地(Yokota Air Base)まで数百メートルぐらいのところにある。去年だったか一昨年だったか、日本のマスコミが、危ない危ないとワイワイ騒いでいたオスプレイ。今やこのへんでは、日常的にブンブン飛んでいる。


喉過ぎて

普通に飛んでる

オスプレイ


失礼しました。